関西電力本社のイノベーション推進グループの柴田さんと井上さんと、バリアフリーカトラリーについて、意見交換を行いました。
弊社からは、ローズライフ京都のケアマネジャー、理学療法士が参加しました。
柴田さんは、関電病院の看護師として勤務中にがんに罹患され、食べることへのバリアを感じておられました。その後、一念発起して、「全ての人が食事を楽しめるように!」との思いから、バリアフリーカトラリーの新事業を立ち上げようと奮闘されているパワフルな方です。
iisazy(いいさじ)と名付けられたカトラリーは、薄くてフラットで口当たりが良さそうです。
現在、ホームで使用しているスプーンと並べて手に取ると、「お、軽い」、「フラットなので、口ですくい取りやすそう」との声が。
「小さい?」「小さいからこそ良いのじゃない?」、「持ちにくい?」「シリコンやプラスチックとは違う高級感が良い方もいらっしゃるのでは」など様々な意見をお伝えしました。
「良さは、使ってみなければわからない」とのことで、試作品を10本お借りして、早速ご入居者にも使っていただくことになりました。
まだ、試作品の段階とのことですが、是非事業化いただき、世の中の“食べる”という日常に悩みを抱えている方に、食べる楽しさを思い出していただくきっかけになれば良いと思っています。
柴田さん、頑張ってください!また、感想をお伝えさせていただきます。